診断事例
新築戸建て
新築住宅の床下で発見した指摘事項
今回新築の調査にお伺いしてきました。新築とはいえ、建物に不安を感じてご依頼されたとのことでした。
インスペクションという言葉自体初めて聞くという方が大多数のため、ホームページもなるべくわかりやすく・・・を考えています。今回、インスペクション会社で比較検討いただいだ際に雰囲気で良く思っていただいた部分もあったようでありがたい話です。
さて、調査結果については数点指摘箇所はあったのですがその中の1例で土台に穴が空いている状態でした。
こういった穴や、他にも欠損というのも時々発見することがあります。
アンカーボルトの位置を間違えて・・・
他の材とうまく噛み合わなくて・・・
配管を通すのにぶつかってしまって・・・
加工や寸法を間違えて・・・
色々な理由やケースがあります。
今回は軽微な穴ではありましたが、構造としても大事な部材ではあるのでなるべく不要な穴や切込み、欠損は避けたい部分です。
状態によっては念の為に補強をするケースもありますが、そもそも床下という場所では生活している上では気づきようがない場所です。
住む前にいかに見つけることが大事かということを我々もその都度感じる事象でもあります。
その他床下では断熱材の欠損(取り付けられていない)箇所がありました。点検口まわりは断熱材の加工作業が必要という部分なので、取り付け忘れなども多い箇所になります。
新築調査でも「何もありませんでした」と、ご報告するケースはこれまでの経験上1割以下なので、念の為に・・でインスペクションの活用をおすすめいたします。
▼このインスペクターが担当しました!
「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。