小屋裏で気になった断熱材の施工状況

リフォームを前提として購入された住宅の調査についてご紹介します。

建物は非常に良好で、わずかな経年劣化が見られた以外はしっかりしていました。

ただ一つ、気になった点があります。

それは天井断熱材です。

小屋裏では断熱材が無造作に置かれており、本来の性能を発揮できているとは言えない状態でした。

断熱材はその家で快適に暮らす上で非常に大事な材料です。断熱材の性能次第で、夏場の暑さや冬の寒さは大きく変わります。

その積み重ねが光熱費や居住者の健康にまで影響を及ぼすことも近年の研究で明らかとなっています。

ホームインスペクションでこういった断熱材の状況までしっかりと見るかどうかはそれぞれの調査会社の方針により異なります。

しかしより安心して暮らすには、断熱材のような細かい部分にも気を配り、指摘をしておく必要があるのではと思っています。

▼このインスペクターが担当しました！

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