診断事例
新築戸建て
オーバーフローがないバルコニー排水は詰まりに注意
バルコニーを調査していたところ、指摘事項ではありませんが少し気になったのはオーバーフローがなかったことです。
近年の住宅ではこちらの写真のようにオーバーフローが設けられていることが多いです。
しかし先ほどの写真のように、今回お伺いした住宅ではオーバーフローが存在しないようでした。
また新築であったにも関わらず、排水部分には既に植物のがくなどの詰まりが多く見られたのも気になるところです。
今後もし詰まりがさらにひどくなり、その状態で雨水が溜まり続けた場合、雨水はやがて行き場を失い壁内や掃き出し窓の内側に流れ込みます。
たとえば、深夜に台風で大雨が降って朝起きたら床一面が濡れていた・・・ということもあるかも知れません。
周へんが山や森の地域ではやはり排水部は詰まりやすい傾向にあります。
住み始める前にそういったリスクを知っておくことがトラブル発生の予防にもつながるのではないかと思います。
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Home Inspector
鳥居龍人
-Ryuto Torii-
建物を作る側から調査する側へ。過去の経験を生かしお客様の気づきにくい箇所の確認や普段見ることの出来ない場所を進んでゆき、購入や売却時の不安を取り除く。そういったご依頼者様の手助けができるような調査をご提供します。
- 既存住宅状況調査技術者
- 二級建築士
- JSHI公認ホームインスペクター
「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。