診断事例
中古戸建て自宅向け
リフォーム後の住宅診断でわかった事実
今回は定期的にお家のメンテナンスを行っているお宅で住宅診断(インスペクション)を行ってきました。弊社のシロアリ防除工事も過去に実施していただいており、住宅診断という新しいサービスが始まっていたことを知りご相談いただきました。
診断前の問診で気になる点があるということで、先に拝見させていただいたトイレ。つい最近トイレ本体と壁紙を新しくしたらしいのですが、雨の日にサッシの上部から水が滴ることがあるとのことでした。その日は晴れていたので、水滴は落ちてはいませんでしたが「あ、ここかな?」と原因と思われる箇所を外で発見しました。
お客様の希望により、試しにサッシ周りのシーリングに水をかけてみたところ内側のビス穴から水がにじみ出てきました・・。
過去にサッシを交換したようで、シーリングはまだ劣化してはいませんでしたが、充填不足だったのか小さな隙間が出来ていました。サッシ下、さらには床下も念入りに確認しましたが、幸いにも今のところ大きな浸水はしていなかったようです。ただ、別の箇所では所々でシーリングの劣化が見られたため報告させていただきました。
今回はある意味水滴のおかげで?他の劣化箇所を早期に発見出来たことが不幸中の幸いでしょうか。住んでいて何か事に気づいた時には、状況はかなり進行していることが多々あります。やっておけば・・とならないよう、早めの診断と対策をおすすめいたします。
「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。