診断事例

新築戸建て

内覧会に同行してのホームインスペクション事例

今回は新築の内覧会に同行してのホームインスペクション事例をご紹介します。

弊社へ調査のご依頼を決めていただいた理由の1つとして、「小屋裏と床下への進入調査が通常メニューであったから」ということを挙げておられました。

多くのホームインスペクション調査会社では調査方法や調査箇所をオプション制にしています。

e-LOUPEとしてサービスを開始する前にはメニューの内容について色々と検討をしましたが、「自分が買い主の立場であればお願いしたいと思うようなメニューにしよう!」という思いから、現在のようなシンプルかつ調査内容も充実しているような料金体系となりました。

試行錯誤を重ねた上での結論でしたので、こういったところで評価をいただくととても嬉しく感じます。

さて、調査結果ですがいくつかの指摘事項が見つかりました。


まずバルコニーの立ち上がり部分では防水部分の表面に割れが見受けられました。

割れは今の時点では雨水が浸入する可能性は非常に低い軽微なレベルでしたが、バルコニーは太陽光をもろに浴びる場所であり、今後経年劣化していくことを考えると補修をしておいた方がいいと判断したため、指摘事項として扱わせていただきました。


床下では配管スリーブと配管との間に若干の隙間が生じていました。基礎の外側から見た時はしっかり塞がってたので完全に穴が空いている状態という訳ではありませんでしたが、今回調査を行なった建物はハザードマップでも浸水の恐れがある場所に建っており、依頼主様のお父様もそれを心配されていたので念には念を入れてということで、内側からもしっかりと塞いでもらうことになりました。

建物の状態はもちろん大事ですが、周辺環境も考慮する必要があると改めて感じます。

▼このインスペクターが担当しました!

「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。