診断事例
自宅向け
持ち家調査で外壁に劣化が見受けられた事例
今回は、以前新築の調査でお伺いした方のご友人宅での調査となりました。
築20年のご自宅で今後のリフォームの計画の参考に・・・ということでした。
外壁の劣化を確認
外壁では劣化が進行しており、ひび割れの修繕やシーリングの打ち替えが必要な状態でした。
外周のシーリングの隙間に対して一部分だけ補修されていたことが気にかかりました。最近補修したような感じだったので「なぜここだけ?」と不思議になり施主様に確認したところ通りがかりの塗装屋さんが「応急処置」として、サービスでやってくれたとのことでした。
実はこの補修、雑な処理であり、シーリングの隙間やひび割れは多数あることからこの部分だけ補修しても意味がないような状況でした。いきなり訪問して塗装工事を勧めてくる業者はたくさんあります。全てが悪い業者とはいえませんが、雑な施工で2,3年で塗装が剥がれた・・なんていう話もあります。
サービスでやってくれると「いい業者」と感じるかもしれませんが、施工の品質、実績や価格が適正なのかどうかなど注意が必要です。
今回のお客様も複数社で比較検討されているとのことでした。突然専門業者が営業に来て色々と言われて不安になるかもしれませんが、鵜呑みにせず冷静な判断をするように心がけることが大切です。
▼このインスペクターが担当しました!
「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。