診断事例
新築戸建て
配管が存在し床下の全面調査ができなかった事例
今回は新築住宅のホームインスペクションの事例をご紹介します。
床下が狭く進入調査が不可能
床下の進入調査を行なった際、全体の半分ほどの空間は残念ながら調査が出来ませんでした。
原因は排水管で、写真のとおり排水管が横に通っており人が通れない状態になっていたのです。
弊社は床下の調査を得意としており、みなさんが「え、こんな場所入っていけるの?」と思ってしまうような狭いところにも進んでいくことができます。
とはいえどうしても人が現実的に通れないこともあります。
今回のケースでも「これ以上無理したら配管が壊れてしまう!」という床下でした。この様な場合は目視で確認できる範囲にとどめざるを得ません。
進入ができなかった時のリスク
「仮に奥まで見えなかったとして、何か問題なの?」と思われるかもしれませんが、もし万が一その先で配管の水漏れやシロアリ被害のようなトラブルが起きたとしてもすぐに対処出来ない・・気づきが遅れる・・というリスクがあります。
また、シロアリ予防は床下へ定期的に薬剤を散布することで行いますが、それも難しいので被害に遭うリスク自体も高くなります。
こういった物件の場合、床下全箇所が確認出来るよう点検口の作成を検討されることをおすすめしております。
▼このインスペクターが担当しました!
「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。