診断事例
新築戸建て
庭からの湧き水
非常に珍しい事例で、私も初めての出来事です。
建物外周を調査していると、地面に水が溜まっている箇所がありました。
付近の防草シートをめくってみると水が湧いてきていて、その水がこの箇所に池を作っている状態でした。
外構業者が応急処置として汲み上げポンプを設置し水をかき出してはいたものの、この部分を埋めなくてはいけなかったようで水を出したあとに砂利で埋めていました。
その後池を砂利で埋設していた箇所を再度確認した際には砂利表面まで湧いた水でダブダブな状態でした。
このままでは基礎の付近の地盤が常に水浸しの状態になってしまいます。
この物件は山の中腹にあり、山上から水が絶えず流れてきている現状では庭が泥沼化するほか地盤沈下などのリスクが考えられます。
調査後は今後の対策や何か起きてしまった際の対応を施工店に検討していただいています。
もし万が一のトラブルが発生したときは施工店とのやりとりが必要不可欠になります。
「何かあったときにちゃんと誠実な対応をしてくれる業者か」も事前に見ておきたいところですね。
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Home Inspector
鳥居龍人
-Ryuto Torii-
建物を作る側から調査する側へ。過去の経験を生かしお客様の気づきにくい箇所の確認や普段見ることの出来ない場所を進んでゆき、購入や売却時の不安を取り除く。そういったご依頼者様の手助けができるような調査をご提供します。
- 既存住宅状況調査技術者
- 二級建築士
- JSHI公認ホームインスペクター
「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。