診断事例
新築戸建て
トイレ下の断熱材施工忘れ
床下を進入調査したところ、トイレ下部に断熱材が施工されていませんでした。
断熱材は1箇所でも施工されていない箇所があると断熱欠損が発生し、正しく効果を発揮できなくなります。
トイレにもしっかりと断熱材を充填してもらうべきでしょう。
ちなみにですが、トイレ下は床高が他の場所よりも一段低い造りになっています。
実際のトイレを見ていただくとわかりやすいと思います。
都市部狭小地でよく見られるのですが、なるべく空間を有効活用するためにこういった工夫を見受ける時があります。
ただ、トイレ下の断熱材が未施工だったのはこういった特殊な構造であることも起因しているのではないかと思います。
やはり施工をするのは人間ですので、普段と異なることを行えばミスは起きやすくなるものです。
そういった事情をあらかじめ頭に入れておけば、指摘事項の存在にも気づきやすくなるかも知れませんね。
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Home Inspector
鳥居龍人
-Ryuto Torii-
建物を作る側から調査する側へ。過去の経験を生かしお客様の気づきにくい箇所の確認や普段見ることの出来ない場所を進んでゆき、購入や売却時の不安を取り除く。そういったご依頼者様の手助けができるような調査をご提供します。
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