診断事例
新築戸建て
未固定だった造作洗面台のボウル
洗面台の調査で発見した指摘事項です。
その物件の洗面台は最近主流となってきている造作洗面台でした。
気になったのはボウル部分の未固定です。
手で力を加えるとボウルが左右に動いてしまう状況でした。
配管部分を確認すると、床下につながる根本の部分は固定されているようでした。
ボウルが動くたびにその真下では配管上部も一緒に動いていることになり、破損の原因になりかねません。
当初、施工の責任者に状況をお伝えしたところ「これは仕様です」という返答をもらっていました。
しかし第3者の立場から、下部配管の破損や使用者のケガのリスクは否めないことをお伝えしたところ、固定の措置を取ることで話が進んだようです。
長く住むマイホームですから、もし安心安全の面で不安に感じたことがあればしっかり売主に伝えておくことをおすすめします。
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