e-LOUPEの旬ネタコラム
- 新築戸建て
内覧会での採寸はどうやって行う?場所・方法・注意点などを解説!
WRITER
鳥居 龍人
二級建築士 e-LOUPEインスペクター
「内覧会で採寸も行おうと考えています。採寸しておくべき場所や方法などを詳しく知りたいです」
このような方のためにこのページでは
- 内覧会で採寸を行うべき場所
- 採寸を行う方法
- 採寸する上での注意点
についてご紹介していきます。
目次
内覧会で採寸を行うべき場所
内覧会で採寸をしておいた方がいいのは
- 玄関ドアのサイズ
- 窓や掃き出し窓のサイズ
- 部屋の扉のサイズ
- 家具や家電を置く場所のサイズ
などです。
冷蔵庫や洗濯機などの大型の電化製品を買う時は、そもそも運び込む事ができるのか、邪魔にならないように置くスペースがあるのかを確認しましょう。
例えば洗濯機ならば縦型とドラム式では大きさが異なりますので、ちゃんと測っておかないと「買ったはいいけど思ったより大きくてかなり場所を取る・・・」となってしまう事もあります。
また、家具によっては奥行きや幅だけでなく高さも大切になる事がありますので忘れずに測っておきましょう。
窓や掃き出し窓のサイズは物の運び込みだけでなくカーテンやカーテンレールを取り付ける時にも大切になりますので覚えておきましょう。
採寸を行う方法
採寸を行う方法ですが、よく使われるのは正確なサイズを測る事のできる「メジャー」です。忘れずに持っていくようにしましょう。
メジャーでサイズを計測したら、スマホで撮影して記録しておきましょう。
ポイントは
- 正確なサイズがわかる写真
- 全体の様子がわかる写真
- 目安がわかる対比物と一緒にとった写真
を記録しておく事。後で見返した時にパッと思い出す事ができますよ。
内覧会で採寸を行う上での注意点
内覧会で採寸を行う時は
- 採寸する場所の優先順位は決めておく
- 採寸を業者にお願いする場合は売り主に相談しておく
という点に注意しましょう。
採寸する場所は優先順位を決めておく
先ほど挙げさせていただいた場所以外にも
- キッチンのスペース
- クローゼットや納戸のスペース
など、家の中には計測しておいた方がいいスペースはいくつか挙げられると思います。
とはいえ時間にも労力にも限りがありますし、採寸以外にも確認すべき事はたくさんあるはずです。
引越しなどで引き渡しの時に持ち込む必要のある物なのか、急がなくても引き渡し後に計測すればいい場所なのか、ある程度自分の中で候補を絞っておきましょう。
採寸を業者にお願いする場合は事前に売り主と相談しておく
採寸は専門のインテリア業者にお願いすることを検討する場合もあると思います。
その時は
- 内覧会中の外部業者の計測は可能か
- 売り主による説明の際に邪魔にならないか
などについて考える必要があります。
いずれにしても、事前に売り主に相談をしておくことをおすすめします。
また、ホームインスペクションの依頼を検討している場合についても作業場所の重複が考えられますので、それぞれの作業の場所や時間帯はそれぞれに共有しておきましょう。
さいごに
今回は内覧会での採寸について、採寸する場所や方法、注意点などについてご紹介してきました。
内覧会で採寸を行っておけば引き渡し後もスムーズに新しい生活を始める事ができます。
逆に事前の準備を怠ってしまうと不便を感じたり、余計な費用がかかってしまうかもしれません。
ストレスを感じないようにするためにも採寸はしっかり行う事が大切です。
こちらのページでは内覧会でのホームインスペクションについて調査内容などを詳しく紹介していますので是非一度ご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。