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「安心の家」作りのポイント

2022.09.26
安心の家のイメージ

住まいを作る上で一番求められるのは「安心」ではないかと思います。

どんな家に住むかによって日々の充実感や活力も変わってくるものです。幸せな生活は安心できる住まいの上にこそ築いていけると言えるでしょう。

そこで今回は「安心の家」作りに必要なポイントをご紹介します。

2年以上前から下準備を進める

「準備が9割」という言葉も存在します。

安心の家を建てるには、やはり計画、準備に十分な時間をかけるべきです。

地盤や周辺環境はもちろん、お子さんがいらっしゃるご家庭は病院や学校などが近いかどうかなども調べておきましょう。

また、建設の依頼先を本格的に探し始めたとしても、マイホーム購入という一大イベントのパートナーはそう簡単に決められるものではありませんから、早めのスタートが肝心です。

マイホームの目処がついたら2年位前から準備を進めていても遅くはありません。

シロアリ・腐朽に強い土地を選ぶ

家が長生きするかどうかは、その土地の地盤や地質によっても左右されます。

耐震という観点から丈夫な地盤が必要なだけではなく、その土地がもつ湿気等も重要なカギとなるのです。

かつて沼や川だった地域は、地下水位が高く、通常の土地に比べて水分量が多くなります。そのため、床下空間に湿気を溜め込みやすく、腐朽(腐れ)に侵される危険性が増してしまいます。

また、山間部で雑木林を切り拓いてできた宅地は、シロアリにとっても好環境な土地となります。

予防対策には万全を期したほうがいいでしょう。

その土地が湿気を多く含んだ土地かどうかは、各地方自治体が公開しているハザードマップを参考にしたり、自治体や地元の建築士会などが発行している「地盤図」で調べることが可能です。

より精密に調べたいならば、専門業者に依頼して地盤調査を実施するのもいいかも知れません。

「お任せ」「安心」を望むなら大手ハウスメーカー

家作りの依頼先としては主に大手ハウスメーカーと工務店がありますが、どの業者を選ぶのが正解かは一概にはいえません。

業者ごとに「どのようなスタンスで家作りに関わっているか」や対応・技術サービスは店舗ごとに大きく変わります。

もし、全て「おまかせ」で良いなら大手ハウスメーカーを選んだ方が良いでしょう。

ハウスメーカーは資金計画から設計、施工、引っ越しまで一貫してサポートしてくれるので、ある程度任せっきりにしても大丈夫です。

また、最新の設備機器や、工場で生産される安定した質の部材を使っていますから、質の高い仕上がりが約束されます。加えて、保証期間内に倒産する可能性が低いのも安心材料の一つです。

しかしその反面、坪単価は工務店に比べて割高になります。

ハウスメーカーは大企業ならではのスケールメリットを生かし、部材を大量に仕入れて前加工することによって大幅なコストダウンを可能にしているのですが、広告費や展示場の建設・維持費、営業マンの人件費などに多額の経費がかかるため、結果として小規模の工務店よりも販売価格が高くなるのです。

また、ハウスメーカーは何社もありますが、いずれも規格住宅・工業化住宅等を販売しているため、建物のデザインはある程度パターン化されています。

個性的なデザインのオリジナル住宅を望むなら、ハウスメーカーよりも工務店を選んだほうがいいでしょう。

「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。