e-LOUPEの住宅診断内容
屋根
屋根は高所カメラ(360度カメラ)での撮影により画像データから屋根仕上げ材の変形や劣化状態を確認します。目視調査では限界がありますので、高所を撮影することができるカメラを使用することで屋根調査を可能としております。
機材により屋根を見える化
360度高所カメラによる調査
基礎
基礎は建物の全荷重を支える部位です。そこにヒビ割れや剥がれなどの異常がないかを確認します。
鉄筋検査
e-LOUPEでは鉄筋検査も標準点検項目です。
既に完成している基礎では中に埋まっている鉄筋の確認を目視で確認することができません。鉄筋検査機を使用することでコンクリート内部の配筋を間隔を調べることができます。
・建築基準法の基準内であるか ・設計図どおりの配筋か ・無筋の基礎ではないか
外壁
外壁は”ひび割れ”や”欠損”、”浮き”などを中心に、塗装やシーリングの劣化、配管貫通部や取付け金具なども確認します。
軒裏・雨樋
軒裏とは、屋根が出っ張った部分の下面のこと。こちらもヒビや欠損、そして水染み跡などを目視で確認します。雨樋については樋自体の変形や支持金物のサビなどをチェックします。
バルコニー・外部階段
バルコニーは壁と接する部分のシーリングや床や手すりなどのぐらつきなどを確認します。
敷地外周
敷地外周は、ブロック塀やフェンスなどを中心に、ヒビや鉄筋の露出などを確認します。
床・天井・階段
床や天井などの室内は「傾斜」の確認、フローリングや畳、カーペットなどの状態を確認します。階段については傾斜の他に、軋みや沈みなどもチェックします。
開口部
窓サッシの歪みや動作不良を確認します。
床下
床下は家の中で最も確認しにくい箇所です。そのため一般的なインスペクションでは”点検口から覗くだけで終わり”ですが、実際には不具合や異常がとっても多い場所なのです。e-LOUPEでは床下の進入調査を標準としております。
土台及び床組、束柱
床下の木材使用箇所の確認をします。シロアリの被害や腐朽など、しっかりと確認するために床下の奥まで潜って確認します。木材の劣化以外でも、湿気や接合部の緩み、金物のサビなどがないか確認します。
基礎床下面
外周からの基礎チェックでは裏側の状態がわかりませんので、床下の調査では床下から見える箇所の基礎状態を確認します。
断熱材
床下に潜らないと確認出来ないことの一つが断熱材の状態です。既存の断熱材が劣化していないか、落下や欠損していないかなどを確認します。
小屋裏・天井裏
梁・桁等
木部材の腐朽や水染み跡の確認、接合部の緩みや金物の不足、緩みなどもチェックします。
断熱材
床下同様に断熱材の状態も確認します。小屋裏の断熱材は、欠損していると夏場の暑さの原因となります。
設備
給水設備では給水量が正常かや漏水、水の変色などを調べます。排水設備は排水管からの水漏れや排水不良など、その他給湯設備、換気設備の不具合がないかも確認します。
上記がe-LOUPEで実施するインスペクションの調査項目の一部です。
実際には、これらの点検箇所を合計150以上の項目でチェックして建物の診断を実施します。
e-LOUPEの診断機器
e-LOUPEでは、様々な機材、点検器具を活用してインスペクションを実施いたします。
コンベックス(スケール)
傾きの計測などに
打診棒
タイルなどの部材が剥離していないかの確認に
クラックスケール
ひび割れの幅がどの程度かの測定に
クラック針
ひび割れが問題となる程度か否かの判断に
点検鏡
直接目視が困難な高所、狭所などに
360度カメラ(高所カメラ)
屋根の状態確認に
デジタルカメラ
調査箇所、指摘箇所の記録保存に
LEDライト
小屋裏、床下、給排水管等の暗所確認に
レーザーレベル
壁、柱、床の傾斜確認に
精密水平器
壁、柱、床の傾斜確認に
木材水分計
木部の湿気度合いの測定に
鉄筋検査機
基礎の鉄筋の有無、施工幅の測定に
指し棒
写真での指摘箇所確認をわかりやすく
チェックシート・図面
調査時の記録に
ターマトラック
隠蔽部分のシロアリ調査に
温度計
設備機器の温度確認に
※使用機材は物件により異なります。
e-LOUPEのスタッフ
e-LOUPEのスタッフ(インスペクター)をご紹介します。
Home Inspector
岩井数行
-Kazuyuki Iwai-
今までも床下や小屋裏の害虫・害獣に対しての調査や工事を通じてお客様のお家を守ってきました。その経験や新たな知見を生かして、これからも建物の隅から隅までしっかりと診断しお客様のお家に対する不安を解消するお手伝いを致します。
- 既存住宅状況調査技術者
- 二級建築士
- JSHI公認ホームインスペクター
- 蟻害・腐朽検査士
Home Inspector
鳥居龍人
-Ryuto Torii-
建物を作る側から調査する側へ。過去の経験を生かしお客様の気づきにくい箇所の確認や普段見ることの出来ない場所を進んでゆき、購入や売却時の不安を取り除く。そういったご依頼者様の手助けができるような調査をご提供します。
- 既存住宅状況調査技術者
- 二級建築士
- JSHI公認ホームインスペクター
インスペクター情報は今後も更新していきます。